暈し (金曜マダム)
先週、火曜マダムと世田谷美術館で開催されている「志村ふくみ」展を観に行った。
早朝ウォーキングに続き、再度、砧公園へゴー。
環八からまっすぐ砧公園に入りましょう。美術館は右手の方向
美術館の催しが紹介されているポイントに来たらそのまま右へ
はい、到着
志村ふくみさんは染織家で、紬(つむぎ)織のエキスパート。どれくらいエキスパートかといえば「人間国宝」。まさしく日本の宝。
英語のグラデーションと日本語の暈しは違うのだ、ということを教えてくれる志村さん。原則として、志村さんは染めるときには色と色とを混ぜない。色の濃淡を一色ずつ並べて暈す手法で行う。
草木ひとつひとつが違うのは人間と同じ。性質のことなるものを混ぜたら、異なる人間が混ざったようなものになってしまう、というのが志村さんの考え方。
植物の色と色との緻密な並べ具合から、自然界の豊かな色を再現していくその手腕に★5つでした。
ところで「暈し」、読めました?